頭から音楽が離れない現象
頭から音楽が離れない現象をイヤーワームといいます。
イヤーワームとは? イヤーワーム(earworm)は、特定の音楽の一部分が頭の中で繰り返し再生される現象です。
日本語では「頭の中でリフレインする」「音楽が頭から離れない」などと表現されます。
多くの人が経験する一般的な現象であり、通常は数分から数時間で自然に消えます。
しかし、頻繁に起こったり、不快に感じたりする場合は、生活に支障をきたすこともあります。
ADHDはイヤーワームが持続しやすい
ADHDの特性とイヤーワームの関連
ADHDの脳は
- 注意の切り替えが難しい
- 感覚の敏感さ
- 脳の働きの違い
といった特徴からイヤーワームが起こりやすいです
注意の切り替えが難しい
ADHDの人は、特定の思考や感覚に注意が固定されやすい特性があります。
イヤーワームが始まると、それを「止める」ための認知的な切り替えが難しくなり、
繰り返し頭の中で流れ続ける可能性が高くなります。
感覚の敏感さ
ADHDの人は感覚刺激に敏感で、特にリズムやメロディが印象に残りやすい傾向があります。
これがイヤーワームの引き金になる場合があります。
脳の働きの違い
ADHDの人は脳内の報酬系や抑制系の働きが独特で、音楽のような感情に強く訴える刺激が脳内で長く残ることがあります。
これがイヤーワームの持続につながることがあります。
頭の中で音楽が流れるのは全人類だとおもっていた
イヤーワームは煩わしいですが
全人類に流れているものだとおもっていたので
気にしたことがありませんでした。
しかし、どうやらそうでもないらしいと知ってからは
強敵になってしまいました。
今回は一般的な
イヤーワームを消す方法をご紹介します。
イヤーワームを消す方法
- 別の曲を聴く
- リズムが異なる曲やイヤーワームになりにくい音楽を選ぶ。
- 自然音やホワイトノイズを聴く
- 雨音、波の音、ホワイトノイズでリセット。
- メロディを最後まで完成させる
- 頭の中で繰り返される部分を「最後まで再生」する。
- 認知的に負荷がかかる作業をする
- パズルや計算、言語ゲームなどに集中する。
- 身体を動かす
- 軽い運動やストレッチで注意をそらす。
- ガムを噛む
- 噛む動作がイヤーワームを軽減。
- 深呼吸や瞑想を行う
- 心を落ち着けてイヤーワームへの意識を薄める。
- 環境を変える
- 散歩や景色を見て気分を切り替える。
- 会話をする
- 他人と話すことで注意を音楽から離す。
- 新しいメロディを作る
- 頭の中の音楽を意識的に別のメロディで置き換える。
イヤーワームを消す方法をざっとご紹介しました。
個人的に効果のあった方法
これらの中で個人的にもっとも効果があったのは、 ホワイトノイズを聴くことでした。
ホワイトノイズはイヤーワームを消す以外にも 集中力を引き出してくれたり、
頭が興奮して眠れないときに脳を落ち着かせてくれるので なにかと便利です。
しかしイヤーワームに強敵があらわれました。
一時的に効果はあったけど復活し続けるultra soul
年始は紅白歌合戦に出演したB’zの話題でもちきりでしたね。
波及効果で流れてくるB’zの伝説はどれも興味深かったです。
だけど今、わたしは困っています。
ultra soulのイヤーワームに悩んでいます。
B’zのサプライズ出演が音楽業界にとって
どれだけ凄いことなのかわかりません。
しかし第75回紅白歌合戦の放送日は
2024年12月31日でもう1週間以上前の出来事です。
いくらイヤーワームが残りやすいADHDとはいえ
存在感がすごすぎるのではないでしょうか。
ultra soulが頭の中でずっと流れてる
2025年に入ってから脳内はずっとultra soulしてる。
正直迷惑しています。
しかしながら1週間以上も人の脳内に居続けるB’zって凄いなと思っている次第です。
松本さんの作曲がすごいのか、稲葉さんの歌唱力がすごいのか
わかりませんが理論を超えて
なんかすごいことだと思っています。
B’zは何もわるくないけどね!!
だけどいつ去ってくれるのか気になり始めている
ADHDの診断を受けて5年以上経つので
大概のことはそういうものとして受け入れています。
さすがに1週間以上頭の中でながれる
ultra soulに最初は困っていましたが
今はいつまで存在し続けるのか気になっている次第です。
まとめ
ブログを始めてから
ADHDに対する興味が強くなりました。
ADHD由来の現象に自分の身体を被検体にして
データを取っているようでポジティブに捉えることができるようになりました。
これからも発信し続けますので応援の程
よろしくおねがいします。
イヤーワームはADHDすべての人に当てはまるわけではありませんし
ADHDじゃないひとにも起こる現象です。