視覚優位のわたしがAudibleを一年続けた結果

ADHD
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音声読書

AmazonのAudibleに入った。
きっかけは覚えていないけれど
自分がここ数年読書から離れていることに対する焦りだったように思う。
そして勝間和代さんの初期の本でも耳読書を勧めていたことが
なんとなく後押しになったように思う。
しかし、私には耳読書が向いていない理由がありましたs.

聴覚優位と視覚優位

聴覚優位と視覚優位は、情報の処理や学習において、
耳から入る情報(聴覚)と目から入る情報(視覚)のどちらを優先的に使うかという認知特性の違いです。
どちらが優れているというわけではなく、あくまで個人の特性です。
自分の特性を知ることで、より効果的な学習方法やコミュニケーション方法を見つけることができます。

視覚優位か聴覚優位かの確認方法

日常生活での行動を振り返る

  1. 何かを覚える時:
    聴覚優位: 人の話をよく聞いて覚える、音読する、音楽や歌で覚える。
    視覚優位: 図や表、グラフ、写真などを見て覚える、ノートをカラフルにまとめる、映像で覚える。
  2. 初対面の人を覚える時:
    聴覚優位: 声や話し方、話の内容をよく覚えている。
    視覚優位: 顔の表情や服装、持ち物などをよく覚えている。
  3. 道順を覚える時:
    聴覚優位: 人に聞いた説明や、目印となる音などを覚えている。
    視覚優位: 地図や風景、建物などを視覚的に覚えている。
  4. 説明を受ける時:
    聴覚優位: 口頭での説明の方が理解しやすい。
    視覚優位: 図や絵、資料などを見ながらの説明の方が理解しやすい。

これらの例から、自分がどちらの傾向が強いか考えてみましょう。

私は視覚優位

私の場合完全な視覚優位です。
4つとも全部視覚優位で自分の記憶はすべて映像になっています。
音による記憶が苦手で電話の内容をメモするのは特に苦手です。

部屋は散らかっていますが
探し物をすることはめったにありません。
散らかった机の上にあるものを映像で覚えているので
ハサミはあのへんにあったなぁ、などと映像から手繰り寄せています。

そんな私がAudibleを1年続けてわかったこと

向いていないことがわかった。
早く気づこうよとしか言いようがありません。

Audibleでハリー・ポッター

映画より原作のほうが面白いらしいけど
分厚くて読む気がしなかったハリー・ポッターを
私はAudibleで読破しました。

覚えている魔法はルーモス
覚えている単語はマグル
スネイプ先生は最後どうなった?
っていうか途中もいまいち覚えてないわ.

つらすぎる!!!
ちなみにハリー・ポッターは全部読了するまで60時間ほどかかります。

このことから小説は向いていません。 伏線など回収するどころか伏線を覚えてないレベル。

向いていないながらも向いてた耳読書

自己啓発本、とりわけメンタリストDaiGoさんのように
章を短く区切ってくれている本はギリギリ行けました。
自己啓発本は大事なことは何度も繰り返して言ってくるので
相性がいいです。
なんとなく気持ちが上向きになるのでよく聴いています。

耳読書は向いていなかったけど

耳で情報を仕入れることが
あまりにも不得意でしたが
手が空くのはとても良かったです。
電車などの移動中に読書を始めると
乗り過ごす可能性や酔っちゃう可能性があるのですが
耳以外がフリーというのはとても気楽でした。

他にも良かったことがありました。

良かったこと

頭痛が格段に減った。
視覚優位なので目から入る情報を重視しているので
常時疲れ目状態です。
とくに過集中モードに入ると
目がバッキバキになっているので
集中が解けた途端に異常な肩こり、首コリ、疲れ目、そして頭痛が
襲ってきていました。
しかし、強制的に耳で読書して目をフリーにすることで
頭痛になる回数が極端に減りました。

まとめ

向いていないことがわかったけど
やっぱり便利なアイテムなので
もう少しの間退会はせずに付き合い方を考えながら読書を頑張ります!

終わりに

自分の感覚で発達障害について語っていますが
すべての人に当てはまるわけではありません。
またこれって障害由来?それとも性格?など判断がつかないこと、
未だに解明されていないことがあります。
大事なのはいろんな当事者の情報を集める事ではないかと思っています。
そのひとつの情報になれれば幸いです。

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